わりとどーでもいい裏話そのよん

「トライアングラー」裏話です。読んでない方はWORKSからいってみてね。

「１１．血塗れの薔薇」前回のささいな傷が大ごとになる話。噛み傷なんて睦み事のついでみたいなものなのにねえ。各人の想い、立ち位置なんかが違っていて絡みあって、大きなうねりになっていきます。おじさんは事態を深刻にとらえ過ぎなんだけど、チェンゲミチルさんを喪った事を思えばやむ無し。
敵に襲われて施設がピンチに！そこにイレギュラーな人物が指揮権を任されて勝利する、って筋書きはバトル物っぽい。あの作戦に出てくる数学は二次関数なので、高校生程度のレベルですが、話考えてる人の数学がそんな限度だからさー。下描きの段階で理系の人に見せて「いいんじゃない？」ってＯＫもらいました。まあ間違ってない、と説明が可不足ない、ってくらいですね。
４回に分けていた続き物ですが、敵の襲撃→ロボット戦→おじさんの気持ち→青年の気持ち。って話してるの長げーな。まあバトル物じゃなく恋愛話ですから…。その２はミチルさんの安否は一体!?…続く。だったけど、助からないかも？と思ってた人は多分いないかと。噛まれたら感染する、傷口に体液がかかったくらいでは感染しない、発症したら治せず死なせてやった方が親切、は狂犬病はそのようです。
その３はおじさんが部屋に入って来て後、椅子に腰かけて話す、がえらい長くてコマ割り苦労しました…。触ったり、ハグしたりするの、漫画的に大事！だけどその辺は青年のモノですなあー。
あとミチルさんが、返り血を浴びる→血塗れ→血塗れ→着替えて別の服、な構成が、その３で血を付けるの、まるっと忘れてて、全部にセリフまで入れた後に全ページに血を付けた、ってなうっかりをやらかしました…。
生命の危機にあって、彼女が大切な存在である事を痛感する…。って王道だなあ。
「１２．ホイール・オブ・フォーチュン」で、その王道な感じで締めてもいいワケですが。せっかく大切だなってラブラブな気持ち高まってるんだから、今いちゃいちゃを入れるべき！とエロ描きたい気が起こり…。でも筋書きが決まらなかった所に、他の方からの「青年はミチルさんを危険に会わせない為に、早乙女研究所から遠ざけたい」的な考え方を聞いて、ああでもミチルさんは反論しそうだなあ…と考えてたら、その辺の会話が浮かんだので、まるっとベッドの中でしましょう、と。いつもストーリーに絵を付けるタイプなので、エロ描きたいなーと思ってた時点では、騎乗位から身を起して対面座位になる、くらいしか筋書きが無かったw
「１３．来し方 行く末」真ゲッターチームが来て始まった話なので、帰って終わるよ。青年は自分の気持ちに自覚的になったなあ。当初の予定よりもラブラブ度が増してるwそういえば、うっかりしてて１ページ目にサブタイトル入れるスペース空けておくの忘れてて、ここだけ絵にかぶってます。

さて、思いのほか時間がかかり、かつエピソードが増えたストーリーですが、筋書きとしては予定通り。描いてる間には、サイト文化が衰退してきたりとか色々あったわけですが、一応の着地点に到達できて良かった良かった。番外編とかも描きたいですが、まあ涼しくなったら…ね。


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